Badrum
次世代バスルーム
北欧バスルームは、その名の通り「部屋」であり、快適な住空間の一つです。身体を洗う専用スペースのシャワーブース、身なりを整える洗面化粧台、身体を温めるサウナやバスタブで構成されます。
洗面化粧に必要な鏡や照明・小物類入れ、タオルや衣類を収納できるキャビネット、タオルやバスローブを乾かすタオルヒーター・・・と、便利なアイテム満載です。トイレ併設も一般的です。
まるでそれは小さなプライベート・スパのようで、これまでの「浴室」の概念を変えてしまう次世代型のバスルームです。

Sköna badrum
快適に過ごす空間
バスルームは、寝室やリビングに近い存在で、使用しない時間は、インテリアの一部となっています。オープンな空間なので、湿気も溜まり難く、綺麗に各アイテムを保つ事ができます。
これまで機能重視だった空間を、快適に過ごす空間だと考えて見ると、バスルームの作り方は限りなく広がって行くのです。






洗面化粧台
バスルームの主役である洗面化粧台は、インテリアに合わせ、モダンなデザインから正統派クラシックまで取り揃えています。スウェーデンらしい造作や独創的な色合いが特徴です。
キッチンのように北欧家具仕様ですが、より耐水性に優れた仕上げとなっています。じっくり味わって使って行きたい洗面化粧台です。




小物を収納
洗面化粧台の引き出しには、洗面化粧に必要な小物類を、整頓して収納できるトレーが装備されます。上質な木製なので、気分も上がります。
一つの幅広のキャビネットで、洗面用と化粧用と、二つを左右に配置したモデルもあります。その他の雑貨類も内部にすべて収納可能です。バスルームに限らず、寝室やリビングでも使われます。


鏡と収納棚
洗面化粧台に組み合わせる鏡は、顔や手元を明るくするため照明付が主流ですが、それはバスルームの間接照明でもあり、インテリアの要素でもあります。バスルームの演出に照明は欠かせません。
手洗いや歯磨き専用といった小さな洗面台用には、鏡扉付きの収納棚が便利です。内部に日用品を隠して収納可能です。
寝室やリビングにも使われる事が多いので、空間に溶け込むようなデザインが多く揃っています。

収納キャビネット
バスルームに必要な備品を、整理整頓し収納できるキャビネットです。通常は床面から分離し壁面に取り付けます。小さなものから大容量まで、洗面化粧台のデザインや色に合わせ選べます。
収納量を確保しつつ、洗面化粧台と鏡のデザイン・バランスを考えながらサイズや配置を決めます。これに対し家事室等バックヤードの場合は、シンプルで大容量と機能性が重視されます。やはりバスルームは見せる要素が高いのです。

選べるアイテム
洗面化粧台のデザインが決まったら、組み合わせる水栓金具や取手・ハンドル等を選びます。モダンな水栓金具が主流となりますが、クラシック調や真鍮色といった個性的なアイテムも似合います。日本の配管への接続も可能です。
取手は金属製の他に、本革製レザーベルトの取手が人気で、モダンなインテリアでは木製キャビネットによく使われています。


シャワーブース
バスルームの一部をガラス面で仕切る事で、身体を洗う専用スペースを作ります。通常ではシャワーを立って浴びますが、日本のように座って浴びる使い方も可能です。省スペースで「洗場」を確保でき、飛び散りも防止できます。
ガラス面ならば、空間も広く感じます。オープンで乾燥もしやすくカビの発生も抑えられます。
(常時浴室換気・屋内換気を前提)






タオルヒーター&バスタブ
バスルームの床タイルは、床暖房が一般的ですが、タオルヒーターも暖房設備の一つです。タオル掛けの形状で電気式(温水式)です。濡れたバスタオルやバスローブが乾燥して温かくなります。
バスルームの洗場はシャワーブースで、バスタブやサウナは身体を温める役割で配置します。バスタブを独立式でなく、溢れても大丈夫な設計にすれば、日本の浴槽文化に近い、次世代型バスルームを実現させる事も可能です。



