進化する薪ストーブ

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Braskamin

薪ストーブ

 
進化する薪ストーブ

 
スウェーデンの薪ストーブは、進化し続けています。私たちの想像する黒く汚れ室内露出した四角い暖炉とは対極で、ガラス製扉やホワイト仕上げの円柱型などスタイリッシュなデザインです。
 
高断熱高気密仕様の北欧の薪ストーブは、燃焼時は完全密閉型です。燃焼空気は室内からでなく床下から外気を導入します。排気は本体背後か上部からで屋根煙突へと抜けます。
 
薪が燃える炎の癒しを楽しみながら、効率よく熱を放熱・蓄熱できる構造です。薪ストーブもインテリアの一部であり、北欧のリビングに欠かせない存在となっています。

美しく効率的な薪ストーブ

Vacker & Effektiv Braskamin

独立型の薪ストーブ

 

最も使いやすいタイプが、独立型の薪ストーブです。住宅の好きな所に置くだけです。スウェーデンでは、リビングの中央に配置することもあります。
 
設置場所の床は、木製フローリングでも大丈夫です。不燃材の専用スチール製や強化ガラス製でのフロアプレートがあります。透明なガラス製を使えば、木目や仕上げの美しさをそのまま生かせます。

Braskamin CTR 330G med tre stycken vedfack
Gjutjärnskamin CTR 51
Braskamin CTR 310G
Braskamin CTR 610G Style
Braskamin CTR 690G Style Black
Braskamin CTR 856G Style White
Braskamin CTR 780
Täljstenskamin CTR 856T Style
Vägghängd braskamin CTR 856W Style

埋込型の薪ストーブ

 

薪ストーブをインテリアと一体化させたい場合は、埋込型を使います。専用台上に本体を載せ不燃ボードで覆う構造です。壁面や床面からは空気層や不燃材を挟んで独立させています。
 
内部の煙突や燃焼空気導入方法は独立型と同じです。造作手間が必要ですが、薪ストーブが組み込まれた独創的な空間となります。

Insats CTR i8G med glas på båda sidor
Eldstad CTR i8G COSI
Eldstad CTR i61A
Insats CTR i7

燃焼システム

 

下部から導入された燃焼空気は、炉の側面と上部から供給されます(青矢印)。炉の温度が上がると、背面から内部へ気流が発生し(緑矢印)、最も効率の良い燃焼状態となります。
「Clean Burning System」
(クリーンバーニングシステム)
 
室内空気は、背面下部から吸い込まれ、暖められて背面上部から戻り室温を上昇させます。内蔵された蓄熱材が保温効果を高めます。

本体に内蔵された蓄熱材
クリーンバーニングシステム

燃焼空気は外気

 

スウェーデン住宅のような高断熱高気密住宅では、室内空気を、薪ストーブの燃焼空気として使うことはできません。換気システムの風量計画に悪い影響を及ぼしてしまうからです。
 
本体下部にある燃焼空気取入口に、専用のダクトを接続し、床下まで伸ばして外気を導入します。強化ガラス製のフロアプレートの場合は、ダクトが床を貫通する位置を確認して対応型を選びます。

オーブン付薪ストーブ

 

薪ストーブのモデルには、上端鉄プレートでヤカンのお湯を沸かしたり、上部にオーブンが内蔵されたタイプもあります。オーブン内部温度は、260度以上になります。
 
大きなオーブンを持つ薪ストーブを選べば、さらにその用途は広がって、薪を燃やした本格派オーブン料理が楽しめます。

 
 

冷暖房が完備された現代の住宅では、薪ストーブは趣味要素が強いですが、災害で停電が起こった時、真冬でも暖を確保できたり、食事が温められる意義で、薪ストーブは必需品と言えます。

HT SL 1000B
HT SL 820B
HT SL 900B

北欧の薪ストーブ

 

「薪ストーブの家」が当たり前の北欧では、伝統的なクラシックなモデルから、斬新的なモダンなものまで、たくさんの種類がラインナップしています。
 
築100年以上の住宅リノベーションで最新型モダン薪ストーブを取り入れたり、逆に、現代風なインテリアで、クラシック調のものなど、使い方も進化しているのです。

JTL F-500 BP
JTL F-602 BP
SCS 66-1
SCS 5005
SCS-DSA-12
SCS 5004

煙突セット

 

すべての薪ストーブは、専用の煙突セットと一緒にデリバリーされます。住宅の設置の場所に対応させた煙突キットです。
 
本体の上部または背面に室内煙筒を接続し、屋根の煙突へと抜きます。途中に床層がある場合は貫通し、障害物がある場合には曲げて立ち上げます。
 
煙筒を室内に通したくない場合、煙筒を外へ出してから、住宅外壁に沿って固定しながら屋根へと立ち上げる方法もあります。

煙突の仕様

 

排気の通る煙筒の標準仕様は、室内露出型も壁埋込型も、直径150mmステンレス製で、周囲が60mm厚の断熱材ロックウールで覆われています。
 
最終仕上げ面の外周は、ラッカー仕上げのプレートですが、断熱構造の煙筒なので、手で触っても熱くありません。黒・白・灰色の3色が選べます。

直径280mmの煙筒(3色)
壁埋込型の煙筒
 
内側の煙筒
直径:150mm
 
断熱材ロックウール
厚み:60mm
 
外側の煙筒
仕上げ色:黒/白/灰色
屋外設置型の煙筒

屋根上の煙突

 

屋根上の煙突は、北欧らしい四角形型の煙突です。ブラック色の他にレンガ色(赤茶色)も選べます。屋根勾配に合わせた専用水切り材付です。
 
煙突トップは半筒形状が標準ですが、風見鶏「Ballerina」(バレリーナ)に変えられます。
 
四角形型ではなく、一般的な細身デザインの円筒型煙突を選ぶことも可能です。

煙突トップ

 

「Ballerina」(バレリーナ)と呼ばれる風見鶏は風向きによってクルクルとバレリーナのように回転することから名付けられています。
 
美しい形状だけではなく、回転しながら常に風上に向かって煙筒先端を覆っているので、雨や雪が煙筒内に入るのを防ぎながら、煙筒内の空気を吸い上げる効果があります。結果、煙(排気)がスムーズに外へ排出されていく仕組みです。

煙突の発注

 

煙突セットは、薪ストーブ設置する場所が、平壁かコーナー壁なのか、屋根勾配は何度かといった基本情報と、各種サイズが発注の際に必要です。これらの情報に基づいて煙突キットがデリバリーされます。
 
H1:床から屋根上端までの高さ(cm)
H2:屋根上の煙突高さ(cm)
H3:床から室内天井までの高さ(cm)
A:屋根棟から煙突までの距離(cm)