カールソンヒュースとは?

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KalsonHus #1

カールソンヒュース #1

カールソンヒュースとは?

 
「KarlsonHus」(カールソン・ヒュース)とは、スウェーデンの住宅メーカーです。「Karlson」(カールソン)は、創設者(現CEOの父)のKennet Karlsson(ケネット・カールソン)氏の名前に由来し「Hus」(ヒュース)はスウェーデン語で「House」という意味です。直訳では「カールソンの家」です。
 
KarlsonHusは1962年創立で、環境・デザイン・品質に対して、常に将来を見据えた住宅哲学を考え続けています。そして、住宅一つひとつに、その魂をこめて「カールソンの家」を生み出しているのです。KarlsonHusは、「環境に優しい魂のこもった家」を連想させる住宅のブランドとして、スウェーデンのみならず、ヨーロッパにおいても高い評価を受けています。

環境に優しい魂のこもった家を連想させる住宅のブランド

 
伝統とテクノロジー

 
KarlsonHusが創立した1962年以後、スウェーデン住宅業界には様々な変革が起こっています。断熱基準の強化、換気基準改定、新しいスタイル、トレンド、建材、そして住宅に対する要望等もこれまでと大きく変化した時代です。
 
スウェーデンといえば世界でも、最も断熱・気密性の高い住宅として知られていますが、オイルショック後の1970年代後半には、すでに現在の基準のほとんどが確立しています。
 
ようやくこれらの基準が定まってきた日本と比べると、この分野において日本は、スウェーデンよりも30年の遅れをとっていると言えるでしょう。そしてKarlsonHusが、この時代に対し出した答えは、
 
・ 時代の流行に左右されない「伝統的な造形」を基本軸
・ 時代の要求を先読みする「最新のテクノロジー」
 
でした。こうしてKarlsonHusは、この変革の時代を乗り越え、今度は「環境と住宅」という時代へ挑戦し続けています。

 
伝統的な造形と最新のテクノロジー
 
環境と住宅という時代へ挑戦

ヨーロッパで認められた住宅

 
KarlsonHusは住宅の多くを、ドイツ、イギリス、ノルウェー、オーストリア、アイルランドなどヨーロッパへ輸出しています。現在のKarlsonHusは、国別(市場別)に複数の住宅製作工場とパートナーシップを築いています。

KarlsonHusは、住宅メーカーとしてスウェーデンで初めて商品(住宅)にCEマーキングを取得して、EOTA認定も受けました。スウェーデン国立試験研究所(SP)によりISO14001を取得した企業でもあります。

CEマーキング
すべてのEU加盟国の基準を満たすものに付けられるマーク

EOTA
欧州技術認証機構

ISO14001
環境マネジメントシステム
環境へ負担をかけない取り組みを社内的だけでなく対外的にも
行っている企業を証明する国際的な規格

スウェーデンからヨーロッパへも輸出
ヨーロッパで認められた住宅

「オスカー賞」受賞の実力

 
木造住宅メーカーが「オスカー賞」を受賞(2009年)
写真:Kennet Karlsson(ケネット・カールソン)社長
 
Åseda(オーセーダ:スウェーデンの都市名)のKennet Karlsson氏が、今年の発展投資部門で森林産業のオスカー賞を受賞した。Kennet氏は、木造住宅メーカー「KarlsonHus」(カールソン・ヒュース)の社長。化石燃料の発砲プラスチック系の代わりに瓶を再利用した断熱材を用いた「Ekomer」(エコメール)という彼の住宅商品開発が着目された。
 
受賞の主な要因は、彼の木材産業における新しい考え方と発展、そして技術と材料に対する大きな将来の可能性を切り開いたことである。森林産業賞は業界をリードするビジネス誌の北欧新聞によって運営されている。
 

スウェーデンラジオ社の記事より

発展投資部門で森林産業のオスカー賞を受賞

スウェーデンから世界へ

 
KarlsonHusは、ヨーロッパ各地の建築家・建築業者と一緒に、その国の風土・建築基準に適合させた住宅をデザインして、その住宅を、スウェーデン本国の仕様で作り上げています。例えば、日本向けとして、和風デザインの住宅を、日本の風土・建築基準に合わせスウェーデン本国の仕様で実現可能という事です。
 
何が違うかというと、和風の住宅でありながら、スウェーデンと変わらない性能・品質・耐久性がある・・・ことです。
 
ヨーロッパへは、住宅・建材一式をパッケージとしてトラックに積み込んで建築現場へ輸送しています。海上コンテナを使えば、船に載せて、スウェーデンから日本や世界中へと運べるのです。

スウェーデンから日本や世界中へ住宅を輸出