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住宅の組み立て

 
外壁ブロックの設置

 
スウェーデン本国仕様住宅の最大の特徴は、工場で作り込んだ「外壁ブロック」を設置すれば、短期間で住宅の外回り(外皮の境界構造)が、完成に近い状態まで持っていけることです。
 
寒さの厳しい環境でも、すでに断熱された室内は、暖房(作業用ヒーター)の効いた快適な作業環境となって、職人のパフォーマンスも上がるのです。

外壁ブロックの設置では、ブロックの鉛直・水平、取付位置の調整作業に専念する事で、完成度の高い外壁(住宅)を、短時間で実現できます。
 
高い性能の住宅を、品質を保ちながら、どこにでも建てられる。 このシステムが核心技術なのです。

外壁ブロックをクレーンで設置
外壁ブロックをクレーンで設置

KarlsonHus

1F根太組→1F外壁ブロック→1F内壁ブロック
 (耐力壁)&床梁・・・(約2日間)
2F根太組→2F外壁ブロック→2F内壁ブロック
 (耐力壁)&天井梁・・・(約2日間)
 
屋根切妻ブロック→屋根トラス
 (屋根梁&垂木)・・・(約1日間)
屋根の野地板→ 屋根の防水処理・・・(約1日間)

1F外壁ブロックの設置
2F外壁ブロックの設置

合理的な住宅施工


「外壁ブロック」は、現場での加工時間、端材や建材置場、天候不順等で発生し得る無駄を徹底的になくすシステムです。
プレカット&加工済の根太枠組み

プレカット&加工済の根太枠組みを基礎土台の上に取り付け。1Fの根太材は、防腐・防蟻処理済の材を用いる。

外壁ブロックを所定位置へ移動

外壁ブロックをクレーンで吊り上げ、所定位置へ移動する。上部2箇所の吊りベルトは、スウェーデンの工場で組み込まれたもの。

住宅の外回りが完成状態の外壁ブロック
外装材が塗装済の外壁ブロックであれば、設置後、住宅の外回りは、ほぼ完成に近い状態となってしまう。
断熱材をめくり釘や金具で緊結

外壁ブロックの下枠は、根太枠組みへと釘や金具で緊結する。ブロック同士のたて枠も釘で緊結していく。 

スウェーデン製の専用取付バー

スウェーデン製の専用取付バーを使った事例。外壁ブロックを支持しながら、外壁の傾き(倒れ)を調整できる。

内壁ブロック(耐力壁)の設置

外壁ブロックの設置後、内壁ブロック(耐力壁)を設置。内壁ブロックにも、通しまぐさが取り付いている。

2F根太組の施工

1Fの外壁・内壁ブロック、床梁設置の後、2F根太組を施工する。基本は600mm間隔だが、設計条件等によって狭める。

間仕切壁用の内壁ブロック

内壁ブロックには、室内ドア取付に合わせた開口部がある。間仕切壁用の内壁ブロックもデリバリー可能。 

気密シートや防水透湿シートは重ね合わせて処理

2Fの床合板を施工後、2Fの外壁ブロックを1Fと同様に取り付ける。接合部の気密シートや防水透湿シートは、後で重ね合わせて処理する。

クレーンで所定位置へ微調整して設置

外壁ブロックをクレーンで吊りながら、所定位置へ微調整して設置する。手前には、次の工程の屋根トラスが控えている。 

屋根の切妻ブロックとトラス

屋根の切妻ブロックや屋根トラス等を取り付ける。切妻ブロックとは、外壁と同じ仕様で断熱材や窓が入っている。

屋根トラスや垂木の取付

屋根トラスや垂木の取付後、屋根合板(野地板)を張っていく。屋根トラスの間隔は、600mm間隔だが、設計条件等によって狭める。

断熱材(ロックウール)を充填した床

1F床の根太間に、断熱材(ロックウール)を充填した様子。断熱材の厚みは、床根太と同じ220mm。相当な量が使われている。

3段重ねの破風板と軒下の飾り棚

3段重ねの破風板や、軒下の飾り棚は、KarlsonHus社製オリジナル品。雨樋もガルバリウム鋼板製で、スウェーデン本国仕様。